封印された昭和秘録 奥信濃「種付け屋敷」の怪(単話)

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封印された昭和秘録 奥信濃「種付け屋敷」の怪(単話)

ジャスミン書房コミック編集部 エッジプレス 全22P ¥165

「誌面が腐る。これは爆弾だ。――掲載はできん」 昭和三十九年、東京オリンピックの狂騒に沸く日本。その光の陰で、一人のカメラマンが足を踏み入れたのは、地図から消された「原始の異界」だった。 新宿・ゴールデン街で出会った怪物、五味大造。奥信濃の山奥を支配するこの「殿様」に招かれ、写真家・杉本が目撃したのは、文明の論理を根底から覆す「血の再生産」の儀式だった。 そこでは、男たちは雪のような白き六尺褌(ろくしゃくふんどし)一丁で君臨し、女たちは一族の血を繋ぐため、その支配者の前に列をなす。 静寂を切り裂く「シュシュッ」という褌が解ける音。 剥き出しになる野性と、それを受け入れる女たちの恍惚とした表情。