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演技の中なら(単話)
「私と付き合って──るフリをして欲しいの」 文武両道、才色兼備。全生徒の憧れの的であるお嬢様・宮園結麗さんから屋上に呼び出された俺。 まさかの告白!?と舞い上がったのも束の間、彼女の口から飛び出したのは、切実な「お願い」だった。 相次ぐお見合い話を断るため、嘘の恋人役を演じてほしいという彼女。 「結婚は好きな人としたい」 ──そんな彼女の純粋な願いに打たれた俺は、覚悟を決めて彼女の実家へと乗り込むことに。 しかし、そこで待っていたのは、結麗さんの「過剰すぎる」恋人演技だった! 当たり前のように俺の膝の上に座り、隙あらば抱きついてくる。さらにはあろうことか、お父さんの目の前で……熱烈なキス!?